第21回全国聴覚障害公務員全国討論集会 開催挨拶

ようおこし ひめじへ

第21回目の研修討論集会は、日本で最初に世界文化遺産に登録された姫路城がそびえる兵庫県姫路市に於いて開催されます。
また、県庁所在市・政令指定都市以外での開催は初めてです。
最初の集会は、平成5年6月に東京で開催された『第1回聴覚障害者公務員交流会』でした。
今回の集会開催にあたって、「どういう経緯で会が設立されたのだろう?」、
「設立された当時、聴覚障害公務員を取り巻く職場環境はどうだったのだろう?」という素朴な疑問がわき上がりました。

20回を越えて、ここで改めて会の歴史を振り返り、先達の設立にかけた想いを現在・
未来の会員へ伝えていくことが重要ではないかと考えます。
時代が変わっても聴覚障害を持つがゆえの情報障害・コミュニケーション障害による諸問題は残されたままです。

 そこで、今集会は、『ヒストリー=歴史』をテーマに築城400年の姫路城のおひざ元で、会の歴史を辿り、未来への道しるべを築いて行こうではありませんか。
現在、姫路城大天守は「平成の大修理」中ですが、見学施設「天空の白鷺」によってより一層歴史の重みを味わっていただけるよい機会となっています。

皆様のご参加をお待ちしています。

                

第21回全国聴覚障害公務員研修討論集会実行委員長