発足から今まで

 昭和61年(1986年)に前身の「関東聴覚障害者公務員懇談会」が関東地区を中心に発足した後、平成5年(1993年)に「第1回聴覚障害公務員交流会」が東京で開催され、80人もの参加がありました。
 この頃は、国連による国際障害者年(1981年)の影響もあって昭和61年当時より身体障害者特別枠採用や公務員の採用が増えていました。
聞こえない(聞こえにくい)ことからくる職場でのさまざまな難題・課題に対し、継続して話し合いの場を持ち、皆の知恵を出し合って解決していく必要があるということで、この年に名称や運営委員を決め、「聴覚障害公務員交流会」を設立しました。のちに平成15年(2003年)に現在の「日本聴覚障害公務員会」に名称を変更し、今に至っています。

会の目的(会則より)

  1. 聴覚障害公務員としての権利の拡充、職場環境改善および結束を図る。
  2. 情報交換・交流会を行い、会員相互の親睦を図る。
  3. 本会の活動を通じ地域住民の福祉向上に寄与する。
  4. その他必要に応じた事業を行う。

会のしくみと活動内容

会員の方はお住まいの地域によって、東西それぞれのブロックを選択し、普段はそのブロック内の企画に参加・交流をしていただいています(他のブロックの企画への参加も可能です)。活動内容は 新年会・忘年会から講演会、ワークショップなど様々です。また、年に一度「全国聴覚障害公務員研修討論集会」を開催し、全国の会員同士の交流を図っています。 会報はメールマガジンで発行しています。